OmniFocus のスクリーンショットが公開。β版の配布も近日の予定
      
	
 が現在開発中の GTD 専用アプリ、OmniFocus から目が離せません。
今となっては GTD アプリはフリーでもたくさんありますので、今さら新しいソフトになんて興味ない、と言われる人もいるかもしれませんが、これは別格。なにせ今まで Mac OS X での数々の傑作ソフト OmniOutliner、OmniGraffle などを発表してきた会社です。高機能で、洗練された UI と考え抜かれたユーザービリティーのバランスをもったアプリの開発で定評のある同社だけあって、何か今までのアプリをはるかに超えるものが登場するのではないかと、おおぜいの GTD ファンが期待しています。
そんななか、登録ユーザーへの β版の提供に先立ち、スクリーンショットと予定されている機能の一部分が公開されました。
スクリーンショットからわかること
開発中の画面からわかるのは、OmniFocus はありがちなフォルダペインが左に、メインウィンドウはアウトラインプロセッサのような構成になっていることです。上のほうにはさまざまなコンテキストでタスクやプロジェクトをフィルタリングするためのプルダウンメニューがあって、いい感じです。タスクを簡単に入力するための小さなウィンドウを呼び出せるようになっているのも良さそうです。GTD アプリの要は、1) 簡単にタスクを入力し、2) 簡単に検索/フィルタリングできること、の2点に尽きますが、これをよく理解した設計がされているものと期待します。
機能一覧…インデックスカードに印刷もできる!
公開された現時点での機能の一覧は以下の通りです。
- 
どのアプリからでも呼び出せるショートカットで、高速にタスクを入力
 - 
kGTD ドキュメントのインポート
 - 
あるフォルダや、プロジェクトだけを別ウィンドウで表示して集中できる
 - 
プロジェクトビューと、コンテキストビュー、そして複数のフィルタリング、ソートのオプション
 - 
iCal を通して Palm デバイスなどとのデータ共有
 - 
インデックス・カードも含めた印刷のオプション
 - 
アウトライン表示と、タスクの種別の表示の2種類をサポート
 - 
タスクやプロジェクトに添付ファイルをつけられる
 
残念ながら 1.0 に入らない機能として:
- 
複数のコンピュータ間のシンクロ
 - 
高度な依存性の解決
 - 
ウェブ用のインターフェース
 - 
Omni Plan との連携
 
があります。高度な依存性というのは、「旅行の計画をたてる」というときに「場所を決めて」「予約する」という時系列にそったタスクの依存性以外の、複数のタスクが同時に生じるものだったりする場合の関連を定義することのようです。
また、Quicksilver などのアプリとの連携はプラグインとして提供されるそうです。
今のところ iGTD を遥かに超える機能はなさそうですが、Omni Group のやることですので、まだまだわかりません。今後発表されるのβ版の提供に期待したいです。
ベータプログラムに参加したいという方は、β版のメーリングリストに登録するとニュースやアップデートを受け取れるそうです。
            
         
		
  