iPad用のキーボードとケースのセット、ZAGG folio に夢中
iPadをもっているけど、なんとなく使わなくなってしまったという人はいませんか? このキーボードケースであなたの iPad が生まれ変わるかもしれませんよ!
先日「iPadがお気に入りのメインマシンになった」という記事がTechnologizerに掲載されていて、ここに登場するノートパソコンのように iPad をたたんで使えるZAGG folio iPad2 カバー がとても気になっていました。
そんなことを、それとなくつぶやいていましたら、サンフランシスコ在住のブログ Drift Diary XIII の drikin さんがさっそく購入されてレビューを書いてくださっていました。drikin さんが買ったと聞いたら自分も我慢できなくなって買ってしまうという、物欲スパイラル状態です(笑)。
なぜ Mac Book Air 13inch があるのに、iPadをわざわざノートパソコンの形状にするかについては drikin さんのこの解説があります。
ただ僕の場合、最近はiPadを究極のモバイルラップトップとして使いたいと言う欲望が湧いてきました。そこは本来MacBookAir11インチの役割でその為に11インチを購入したわけですが、Air依存率が上がって使う時間が増えれば増えるほど問題になってくるのが発熱です。
長く使っていて、発熱で手のひらがもったりと痛くなる経験は私にもあります。それともう一つ、私の場合は iPad 2 が 3G 版をもっていますので、モバイルルーターなどを持ち歩いて接続することを考えずに「開いたらすぐにインターネット」の状態の端末として利用できるメリットも感じたのです。
同時に、文章を大量に書くためにストレスがないキーボードである必要もあります。 Zagg folio はその全部を満たしてくれるのです。### ZAGG folioの形と使用感
ZAGG folio は Bluetooth キーボードと、ケースのセットで販売されています。ZAGGのページから購入する場合は、それぞれ単体で買うことも可能です。
ケースにはキーボードと iPad 2 をこのように差し込んで利用します。写真で見る ZAGG folio のケースは非常に高級感がありますが、実際はプラスチックに色シートを貼り付けた感じで、細かいことをいうと作りにアメリカ的な大味な感じが残ります。とはいっても、実際に使うときにはケースは見えないのでほとんど問題ありません。
そのキーボードを外したところがこちら。ケーブルで充電するようになっていて、通常の使用で2週間ほどもつとのことです。
ZAGG folio の生産性をぐっと高めているのがこれらのショートカットキーボード。ホーム画面だけでなく、検索、キーボード表示、コピー・カット・ペースト、音楽の操作、カーソルのすべてがあります。
もう一つ、秀逸なのがこのキー。日本語と英語の切り替えを行うこともできます。キーボード自体は US ですが、国際キーボードに対応しているというわけですね。
ケースだけをたたんだところがこんな感じです。ちゃんとスピーカー、カメラ、イヤホンのための穴が空けてあって、iPad としての楽しみもちゃんとできるように配慮されています。
これだけだと使用感がわからないと思いますので、実際に操作しているところ動画にしてみました。
この「シングルタスク」でぐいぐい作業を回してゆく感じがとてもスピード感あります。また、iPad にはすでに利用可能なとても高機能のシングルタスクのアプリがたくさんありますので、あとはこれを切り替えてゆくだけです。
実際、ファイルの操作をともなわない、文章の執筆といった作業はこちらの方が効率が高そうに感じます。
あえて難点を挙げるとすると、drikin さんの記事にもあった通り ZAGG folio はキーボードも iPad 2 も入れると少し重くなります。また、マグネットによる on / off の部分が甘くて電源が付けっぱなしだったということも何度か。
キーボードのタッチはとても満足ですが、iPad の大きさですので、enter キーなどがちょっと小さめではあります。これは使ううちにきっと慣れることでしょう。
というわけで、ここ最近はこの ZAGG folio を持ち歩くことが楽しくて仕方ありません。「とれるカメラバッグ」にも収められて、ちょっとしたノマドワークならバッグに ZAGG folio を入れるだけで事足りる感じがなんともいえません。
ただ、実はこの ZAGG folio とは別に、LOGICOOL タブレット キーボード for iPad TK600 もすでに購入して別の場所で利用しています。こちらとの比較も、後日アップしますね。